ワ・ラッセとは?青森ねぶた祭を年中体感!営業時間やアクセスも

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青森のこれ

こんにちは きみこです。

今年はねぶたを観に行けなかったな…とか、時期じゃないから楽しめない
どうしたらねぶた祭を観ることができる?とお考えの方はいらっしゃいませんか?

JR青森駅前にあるねぶたの家ワ・ラッセはご存じですか?

毎年ねぶた祭りが終わるとその年の大賞受賞ねぶたと前年のねぶたが入替えられ、
大型ねぶたの前では囃子が聞けたり跳人体験もできる体感型ねぶたのお家なのです。

ねぶた好きの大人だけではなく、お子さんも一緒に楽しめる施設です。
場所はJR青森駅から海手に2分くらいの場所でホームからも見えます。

冬の夜には雪がちらつく青森駅のホームやホームから改札へ続く通路から見えるワ・ラッセの外観と、館内に展示してある小型のねぶたの灯りが漏れている具合が幻想的で素敵なんです。

青森ねぶた祭が始まると、前年の大賞を受賞した展示のねぶたは入替えとなります。
なので、祭り期間になると見納めになるのです。

そこで、ワ・ラッセの営業時間は?料金は?駐車場はある?
2023年の入れ替えとなったねぶたや大賞をとったねぶたの情報や
ワ・ラッセの基本情報も含めお伝えしていきたいと思います。

この記事でわかること
・ねぶたは毎年入れ替わる
・青森ねぶたは年中熱い
・祭りが終わっても青森のねぶたは体感できる
・日常で使える津軽弁が面白い

だびょんさん
だびょんさん

“じゃわめぎ”が止まらない毎日を過ごされている皆さん。
ねぶた祭り開催です。
因みに2023年はフルスペック開催です。新型コロナ以前に戻りました。

きみこ
きみこ

祭り期間は、お囃子が祭り前の時間にも関わらず、
遠くから聞こえちゃって。無視できない!

では、じゃわめぎながらワ・ラッセについて、のぞいてみましょう。

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ねぶたの家 ワ・ラッセとは?

2010年12月に東北新幹線の青森八戸駅から新青森駅間に開業した次の年
2011年1月に青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」がJR青森駅の海手にオープンしました。

ねぶたミュージアム入口 撮影
ねぶたミュージアム 入って間もなく

施設の名称は
末永く、多くの人々に愛され、親しまれるような愛称を広く募集し、選考された最優秀作品「ワ・ラッセ」と優秀作品の「ねぶたの家」を合わせ愛称と決定しました。青森市民といつも一緒に生活してるねぶたが住む「家」があることで、ねぶたが祭期間中の一時的なものではなく、一年中青森市民と一緒に暮らし生活してい る、市民の一人という意味合いと、ねぶたの掛け声である「ラッセラー」と「笑い」の他に、ねぶた祭での人と人の『輪』や調和の『和』、また、ねぶたを通じ た活動により育まれる市民の『環』をコンセプトとしております。

引用元:ねぶたの家ワ・ラッセHP   ミュージアム情報→ねぶたの家 ワ・ラッセ愛称について

まず、入館のチケットを券売機で買うと左側には小さなジオラマのようなねぶたの世界が広がっています。

ミュージアムの中は入り口にはねぶたの歴史や「じゃわめぐ」の意味についてなどなどの説明や昔のねぶた祭りの様子が映し出されています。


ねぶたの顔を自分で描く体験ができますよ。(書き割りといいます)
うまくできるかな?画面で操作して指筆で描きます。
これが結構難しいので、書いては消して…の繰り返しでやっと描く感じです。でも楽しい!


更に奥へと進み、トンネルへと歩くと上には赤い可愛らしい金魚ねぶたが迎えてくれますよ。

トンネルの両サイドにはこれまでの大賞をとったねぶたの歴史が刻まれていますので
じっくり見てみましょう。

ワラッセのトンネル 踊り場

暗闇へと向かうと、ねぶたの灯りに目を取られます。

まるでねぶた祭りが始まる準備でもしているかのような雰囲気もあり、
スロープを下りていくと実際に祭りに出た大型ねぶたが4台ほど展示されたフロアへと続きます。

途中「名人コーナー」の展示もある場所では、昔のねぶたの一部と小さなねぶた小屋のジオラマがあり、このねぶた小屋をのぞく子供の姿が細かく再現されていて、とても懐かしい雰囲気をかもし出しています。

・フロアの基本情報

各フロアの紹介です。

・1F ショップ:アイモリー
    食事処 :魚っ喰いの田
    ロビー :総合案内
    貸 室 :交流学習室

・2F ねぶたミュージアム・ねぶたホール
    チケット売り場
    貸 室 :多目的室/イベントホール
    ねぶたアーカイブ

現在コロナ渦のため、規模を縮小していますが、お祭り体験がありますよ。
ねぶた囃子の生演奏や太鼓体験、跳人体験ができます。

・ワラッセの魅力

暗闇に光る、色とりどりのねぶたの灯りがパッと映えるミュージアム。

実際に青森ねぶた祭に出陣したねぶたが5台ほど展示されていて、ねぶた祭りでは見られなかった細かい所までも観れるのがワ・ラッセの魅力。

時々、行われているお囃子の体験や、お囃子の演奏があるとその場がねぶた祭りのような空気感に一変しますよ。

ねぶた祭りのように花笠をかぶって跳人体験もしていただきたいです!(貸出用の花笠あります)

大画面があり、ねぶたの様子が映し出されているのでお囃子に合わせて
「ラッセラーラッセラー、ラッセラッセラッセラー」の掛け声でお祭りの気分が味わえます。


ねぶたは光が灯っているとその細部の色合いや、目の前にある迫力とがぐっと伝わってきます。
ねぶたに登場する人物、生き物と目が合ったりして。

だまって見ていても、このねぶたがあるからお囃子のリズムがあり、跳人が乱舞する…という光景が浮かんできてしまうから不思議なんです。


ワ・ラッセでは祭り時には見られなかった送り絵の物語を知れたり、細部までも見られるところもまた魅力。

細かい所の仕事が素晴らしいので、題材の説明と共に見ていただきたいポイントです。


こちらではねぶたがどのようにして作られているかの工程も観られますよ。
紙はり体験が出来ることも。電球はねぶた専用でLEDではなくNEDです。

ねぶたの作られる工程をしれる 灯りはねぶた仕様のNED
ねぶた作成の工程
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2023年の展示ねぶたは?

2023年 青森ねぶた祭 総合賞(8月5日決定)
・ねぶた大賞 青森菱友会 「牛頭天王」 ねぶた製作者:竹浪比呂央さん
・知事賞 JRねぶた実行プロジェクト 「強弓 島の為朝」 ねぶた製作者:竹浪比呂央さん
・市長賞 NTTグループねぶた 「釈迦降誕」 ねぶた製作者:北村春一さん
・商工会議所会頭賞 青森県板金工業組合 「火雷天神 菅原道真」 ねぶた製作者:北村春一さん
・観光コンベンション協会会長賞 日立連合ねぶた委員会 「新田義貞伝説 龍神へ太刀を捧ぐ」 ねぶた製作者:北村蓮明さん

2023年のねぶたの展示は8月11日にリニューアルです。
展示のねぶたはこちら↓です。

青森菱友会 「牛頭天王」 竹浪 比呂央さん作
NTTグループねぶた 「釈迦降誕」 北村 春一さん作
プロクレアねぶた実行プロジェクト 「大日大聖不動明王」 野村 昂史さん作
(野村さんは今年デビューされたねぶた師さんです。)
ねぶた愛好会 「雪山童子」 諏訪 慎さん作

以上4台が入れ替えられ展示となります。
ねぶた祭りの運行を観られなかった方や見てみたかった方も是非!

ねぶたの題材の説明もありますし写真を撮ったり、夜の祭りの雰囲気も少し味わいつつねぶたの廻りをぐるーっと心ゆくまで観ることできますよ。

ねぶた祭では、細部まで観れませんがワ・ラッセではそれがかないます!

お子さんの夏休みの宿題にもよさそうですよね。
私の子供事時代には無かったので、リアルなねぶた祭で見て図画の宿題を描いたものです。

※ねぶた祭りが終わるとすぐの、8月9日、10日には展示ねぶたが入替えになります。
その間はワ・ラッセも休館となりますので、確認をお忘れなく。

きみこ
きみこ

ほんと、早くしないと去年のねぶたは見られないのよー。

だびょんさん
だびょんさん

あっという間に入れ替えられちゃって。って感じです。

・料金、営業時間は?駐車場、アクセス

ねぶたミュージアム 
入場料
・団体料金
(10名以上)
・大人620円550円
・高校生460円410円
・小・中学生260円230円
料金表

※営業時間9:00~18:00
(5月~8月は 9:00~19:00)最終入場は閉館30分前まで。

他にも他施設との共通券等のお得なものもありますので、
詳しくは:ねぶたの家ワ・ラッセHP ミュージアム情報→料金案内をご覧くださいね。


駐車場
普通車80台/身障者用3台/バスは予約が必要

1時間まで30分超る毎に夜間駐車
普通車220円110円650円
バスなどの大型車1,070円510円3,210円
駐車場料金

※夜間駐車時間は22:30~8:30まで
入場は8:30~22:00まで 出場は24時間です。/バス料金の精算は1F総合案内へ

※千円札以外の紙幣は使えません。ご注意ください。
※8月7日は花火大会があるため、入出庫規制があります。
 入出庫規制時間は18:00~21:30まで入出庫できません。

アクセス
電車:JR青森駅から徒歩1分

車 :青森空港から バス、自家用車で 約35分
   東北自動車道 青森中央ICから 約20分

・新型コロナの影響は…

昨年もそうでしたが、何度か行動制限が出ると、感染を引き起こす可能性がある
密を避けるために何度となく休館になっていました。

今年は無事にねぶた祭りが開催となりましたが、引き続き来館されるお客様に感染対策の協力をお願いしています。
※ねぶたの家ワ・ラッセHPのトップ画面に注意事項をご確認くださいね。

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ねぶた師の歴史が見られる

ワ・ラッセでは制作されたねぶた師さんで顔やねぶたの輪郭の線の太さ、書き方とかの違いをみることが出来る場所でもあります。

ねぶた師あっての、毎年の素晴らしいねぶた祭り。
歴代のねぶた師の紹介や歴史、どのねぶた師が師匠で…といった相関図も。

さらには現在活躍中のねぶた師の製作した面が飾ってあります。
ぜひ、行って見ていただきたいです。

ワ・ラッセ内に面がある
ワラッセ内
きみこ
きみこ

なるほど、お師匠さんのねぶたに似たねぶたを作るものですな!
ということがわかって、納得した記憶があるよ。

だびょんさん
だびょんさん

わかる。線の書き方とか顔がね、似てるのよ。

ワ・ラッセで津軽弁?

ワ・ラッセの中に入ると椅子が視界に入ってきます。
見ていただきたいのは、コロナ渦ならではな津軽弁の数々。

青森にいても、最近では津軽弁を使わない方も増えていると思うので、
ぜひ椅子に座って見てていただいて、あなたもレッツ!スタディー津軽弁♪

ワラッセの1Fフロアの椅子
ワラッセの1Fフロアの椅子

わんつか はないで ねまってけじゃ」少し 距離をとって 座って下さい。
こごさ ねまれば まねよ」 ここに 座っちゃ ダメだよ。
ねっぱって ねまなじゃよ」くっついて 座らないでください。 です。
お分かりいただけましたか? 難解津軽弁でした。

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まとめ

ねぶたの家ワ・ラッセについてご紹介してきました。

・ねぶた展示が毎年入れ替えになること
・ワ・ラッセでは、いつでもねぶたを体感できること
・日常で使える津軽弁が面白い、勉強になること

ねぶた祭が終わってからでも、冬でもワ・ラッセでは作者の魂がこもったねぶたの
迫力を感じることができますよ。

ねぶたのお囃子に合わせて跳人体験してみると「じゃわめぎ」を体感できるはずです!

まだねぶた祭りを体験したことが無い方は、ぜひ熱い青森の短い夏に込められた思いを感じに一度見に来てみてはいかが?

夜のワ・ラッセは外観から漏れるねぶたの光が映える作りになっているので、ぜひ夜雪の降る町で
写真に収めるものまたいい!のです。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
また、お会いしましょう。 へばねぇ(またねぇ)

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