こんにちは きみこです。
2022年は弘前ねぷたが300年の記念の年で3年ぶりの開催となりました。
ヤーヤドーの掛け声と金魚ねぶたの灯りが風情のある扇ねぷたは幻想的です。
青森ねぶたが「動のねぶた」で弘前ねぷたは「静のねぷた」というように、
弘前ねぷたはこれから戦にでる出陣のねぶたと言われています。
その弘前ねぷた300年越えの歴史や見どころは?運行ルートが知りたい。
駐車場は近くにある?色々気になること確認していきましょう。
この記事は 次の方にオススメです
・弘前ねぷたの見どころを知りたい方
・弘前ねぷたの歴史を知りたい方
・ねぷた運行コースや観覧場所を知りたい方
・弘前ねぷたラバーさん
青森の三大ねぶたについて、青森ねぶたのことについてはこちらも↓
弘前ねぷた300年越えの歴史
明治から昭和初期に、当時の弘前市内に複数あった町道場に通う若者達がねぷたを作り練り歩いていたのが始まり。
他にも道場があり、町会のねぷたと出くわすと相手のねぷたに石を投げるとか、槍や木刀等で乱闘になったりとしばしば死傷者を出したそうで、何度も「ねぷた禁止令」が出されたことがあります。
これがあり「けんかねぷた」ともいうのでしょうね。
日中戦争が始まった翌年の昭和13年(1938年)から中断しますが、戦後の昭和22年(1947年)に復活しました。
弘前ねぷたに参加した事があるよ。一度雨降りで、ねぶた衣装に雨合羽でヤーヤドー。
金魚ねぶたを持って歩いていたら腕が筋肉痛になったのを思い出すねぇ。
ヤーヤドー なんか風情があるんだよねぇ。
始まりは、弘前初代藩主の津軽為信が文禄2年(1593年)京都で大灯篭を作らせたものが「津軽の大灯篭」として評判になったことから始まった?という説もある。
弘前ねぷたは享保7年(1722年)に初めて文献に登場して2022年で300年になります。
弘前藩の城下町で当時の五代藩主信寿(のぶひさ)が「ねむた流し」だったねぷたを見物したことが記録されているんです。お殿様の優雅な楽しみだったんでしょうね。
1980(昭和55)年1月に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
2022年は「弘前ねぷた300年祭」が行われ、7月27日と28日の2日間弘前駅前にて青森ねぶたと五所川原立佞武多の特別競演がありました。
青森県民でもなかなか見ることのできないねぶたコラボなんだよ。
これは、じゃわめぐねぇ~
・ねぷたを間近で観る、知る
町内会・愛好会から出される大小合わせると約80台の勇壮なねぷた。
もちろん毎年絵柄も違うので、ぜひその年だけの華麗なねぷたを見て欲しいです。
また、ねぷたに欠かせないお囃子は行進、休み、戻りの3種類あります。
ねぷたはコースにもよりますが、道幅が狭い土手町コースは臨場感がすごい!
何と言っても直径3.3m、胴長3.6mの津軽情っ張り大太鼓(つがるじょっぱりだいこ)や、さらに大きな直径4m、長さは4.5mもの津軽剛情張大太鼓(つがるごうじょっぱりだいこ)の大音響が人々の心と体を揺さぶります。
また、見るだけでなく「津軽情っ張り大太鼓試し打ち体験」というのが8月3日と4日の18:25~18:50までありますのであの大きな太鼓を打ち鳴らすチャンスです。参加してみてはいかがか。
響くんですよ、体中に重低音。
戻りは“ねーぶたーのもんどりこぉやーれやれやーれやー”って掛け声なの
津軽藩ねぷた村ではねぷたを間近で観たり、太鼓をたたけたり実演も見ることができます。
駐車場も広いので、ねぷた祭り期間中も利用できます。夏休みのお出かけにも楽しめそうです!
津軽藩ねぷた村HP (http://neputamura.com/)
ねぷたの見どころ
ねぷたは扇ねぷたや団扇ねぷたとも呼ばれ、薄っぺらな形でした。
照明となるローソクが貴重なものだったため、絵の蝋書きもおおざっぱだったようだし、照明が一段一列しかつけることが出来なかったんですね。(照明がニ列になったのは昭和からとのこと。)
構造は額・開き・扇からなる言わば扇ねぷた。
扇の正面鏡絵には三国志や水滸伝の武者絵が多いです。
日本のものを題材にしたものだと初代藩主津軽為信や川中島の合戦、源義経などの題材が多く、鏡絵の勇壮さに対して見送り絵は優美な女性画が殆どなのも見どころなんです。
そして、2022年はこれも見どころ!
歌舞伎役者の市川海老蔵さんのお家芸「にらみ」が扇ねぷたで現在公開制作されています。
※公開制作の期間は7月20日まで イトーヨーカドー弘前店5Fにて行われています。
(終了しました。)
この「にらみ」で邪気が払われ、無病息災に過ごせるといわれています。
そんな願いを込めてねぷた絵師の山内崇嵩(しゅうこう)さんにより制作されています。
令和の災いを払い世界平和を願うと題したねぷたの鏡絵が「海老蔵さん」と息子の「勸玄くん」
見送り絵は娘さんの「ぼたんさん」
袖絵はウクライナの国旗の色を表し”ひまわりと青空”です。
8月1日と3日合同運行されます。(終了しました。)
・ねぷたのコースは?
開催日 | 運行時間他 | 運行コース |
8月1日から4日 | 土手町コース 雨天決行 (午後7時から運行) | 桜大通り → 一番町 →下土手町 →中土手町 → 土手町十文字 |
8月5日から6日 | 駅前コース 雨天中止 (午後7時から運行) | 中央通り(弘前郵便局付近)→ 弘前駅前 → 大町 → 上土手町(弘善商会付近) |
8月7日 | 土手町コース 雨天中止 (午前10時から運行) | 上土手町(松森町ふれあい広場交差点から出発) → 中土手町 → 下土手町 → 一番町 |
弘前は駅前から土手町循環100円バスが出てるの。
あと、駅や観光館に自転車のレンタルもあったりするよ。
駐車場のチェックもしておかないとねぇ。
土手町通り、駅前など上記運行コース内での観覧は土日は特に混雑が考えられますので新型コロナの影響なども考慮しルールを守ってご観覧くださいね。
・ねぷたの有料観覧席やアクセス、駐車場は
場所は、桜大通りと駅前に有料観覧席があります。
6/27日からインタネットや電話での予約販売しています。
※団体専用や車いす優先席などもありますので、確認しましょう。
また店頭での前売り券はないそうですのでご注意を。
当日券はネット販売の残りがあった場合のみです。
※令和5年度参加団体一覧の日程など
詳しくは公益社団法人 弘前観光コンベンション協会HPご覧ください。
気になる 駐車場
・中三立体駐車場/徒町駐車場(中三弘前店裏側) ・土手町立体駐車場 ・タイムズ中央弘前駅前 ・したどてスカイパーク ・ワンコインパーキング朝日 ・弘前ねぷた村 等々ねぷた運行ルートに近い所にも駐車場があります。
弘前ねぷたの運行ルート付近は一方通行が多いので、車で移動される方は混雑することを考慮し早めの行動と駐車場へのルートを確認しておくことをオススメします。
アクセス
弘前ねぷた会場までは、土手町コースまではJR弘前駅から徒歩15分くらい
駅前コースはJR弘前駅から徒歩すぐ
車では 高速道路 弘前大鰐ICから国道7号線経由で35分くらい
高速道路 黒石市ICから県道102号線経由35分くらい
ねぷた祭りのその後
7日には、ねぷたは燃やされ、「なぬかびおくり」というフィナーレを迎えるのです。
・「なぬか日」とは?
旧暦の七月七日のことで新暦のお盆の入りを表します。
弘前ねぷたの7日目は「なぬかび」と呼ばれ、ねぷたを河川敷で燃やす「なぬかびおくり」を行います。
かつては、なぬかびにねぷたを水に流していたのが、炎で流し送るという意味になり、新しいイベントとなったようです。
各団体による一斉お囃子演奏が行われる人気のイベントです。
2023年は4年ぶりに「なぬかびおくり」が岩木川河川敷で開催されます。
「なぬかび」はお盆を迎える前にお墓のお掃除をする日ですね。毎年いってますよ。
プチ情報
2022年は8月下旬に300年を祝う特別運行実施があったから
2023年は4年ぶりに開催になるんだって。
まとめ
今回ご紹介した「【弘前ねぷた】300年越えの歴史や見どころは?運行ルートや駐車場も」では
・弘前ねぷたの歴史は300年越え!
・ねぷたの構造や運行コース
・有料観覧席の販売や駐車場の場所
・ねぷた祭りの「なぬかび」について
ねぷた祭りの見どころ等をご紹介してきました。
ねぷたで灯される幻想的な弘前の城下町が今年も見られるんです。
新型コロナの心配も少し有りますが、緩和もされ沢山のかたが訪れるでしょうね。
夏祭りがやっと戻ってくる感じがしてワクワクします。
敷物や、座布団、団扇なんかも準備してゆっくり観覧したいですね。
浴衣に着替えて観覧するのもいいですよ。
青森のねぶた祭りとも、五所川原の立佞武多とも違うのでそれぞれのねぶた祭りを楽しむ方にもご参考にしていただけるのではないでしょうか。
少しでも読んでいただいた皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいだたきありがとうございました。
またお会いしましょう。 へばねぇ~(またねぇ)
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