こんにちは きみこです。
桃といえば、山梨県や福島県、長野県が有名ですし、
夏になるとスーパーや百貨店にお中元としても店頭に並んでいますね。
青森でも桃って作っているの?と、ご存じない方もいるかもしれません。
平川市では平成16年からりんご農家が、作り始めました。
代表的な農家さんでは平川市ですが、現在では黒石市や田舎館村でも作付けしています。
そんな桃、意外と切り方って知らないかも?簡単に出来ちゃうのでご紹介しますね。
この記事は こんな方にオススメ
・津軽の桃について知りたい方
・どこで販売しているのか知りたい方
・桃の簡単な切り方知ってる?
・桃のスイーツを知りたい方
・日常で使える津軽弁を知りたい方
では、青森の桃いつから出回るようになったのでしょうか?
そして、品種とかあるの?どこで買える?スイーツもありますよ。
桃といえば?
桃はバラ科サクラ属の落葉性小高木で原産は中国。
農林水産省のしらべによると、
生食用として全国で100以上もの品種が栽培されているそうなんです。
主な生産地は
1位が山梨県、2位が福島県、3位が長野県となっていて、
この3県で出荷されている桃の約6割を占めているそうです。
桃は春にピンク色の花が咲き、果実は初夏の6月~9月にかけて実り熟して、
市場に出回っていきます。
では、青森はどうでしょうか?
・ブランド 津軽の桃
平成16年に旧平賀町のりんご農家が中心となり桃の栽培を始めて、
平成19年には田舎館村、黒石市、旧尾上町生産者も参加して現在では
約50名の生産者がいます。
津軽の桃の栽培は、もともと、りんごの価格低迷と早生りんごの台風リスクの回避のため、桃の栽培に取り組んだのがきっかけです。青森県では、南部地域で桃の栽培が盛んですが、津軽地域の気候が桃の栽培に適していることや、りんご栽培技術を活かすことができることなどから、今では津軽地域でも桃の栽培が定着し、若い生産者を中心に栽培面積も年々増加しています。
引用元:青森のうまいものたちより
私が津軽の桃を知ったのは、4年くらい前かな?TVでみて。知らなかったのよ。
桃の品種も結構あるし、どこで作ってるのかもね。
んだ、確かずーっと前に岩木のJAか特産品の販売してる
ところでは見たことはあったよね。
しかし、こんなに美味しい桃が出来るとは思ってなかった。
たまに行く産直センターひらかで売ってたなんて…知らなんだ。
・桃の品種は?旬はいつ?
津軽の桃は、現在約9種類の品種が市場に出ています。
出荷は7下旬頃から 夏かんろ、恋みらい、あまとう、
8月上旬には おどろき、はくほう、あかつき、
9月上旬には 川中島白桃や黄金桃(おうごんとう)、だて白桃と
10月上旬頃まで全国に出荷されていきます。
津軽の桃は
山梨県や福島県、長野県とはちょっと出荷時期がずれるので
8月上旬から10月上旬頃までと秋口まで楽しめるのです。
因みに、全部で13種類もの生食用の桃があるそうです。
特徴としては、
・夏かんろ…甘み、ザ・桃のという感じの旨味が詰まった、200g位の小玉な桃。
・あかつき…しっかり目の果肉で赤みもありの250g~350g位。
日持ちもよく、たっぷり果汁のジューシーな桃です。
・おどろき…完熟しても硬めの食感(なんか赤かぶの漬物みたいな食感)が特徴の桃。
350~450g位の大玉。まず、大きさにおどろきます!パックにいっぱいいっぱい。
味はすっきりなので、コンポート等の甘めの加工に向いています。
・川中島白桃…大ぶりの300~350g位の果肉はやや硬め。(津軽の桃の主力品種)
柔らかめがお好きな方は、3、4日常温でおいておくと甘味がいい香りになるので、
ちょっと触ってみて。
甘味が強くて果汁が多めのジューシーさが凄い!食べた時に鼻から抜ける
香りまで美味しい。早ければ8月下旬頃から出ています。
・黄金桃…中くらいの250~300g位。川中島白桃と同時期にでます。
果肉が黄色で酸味は少なめ(甘みが14~15℃)程よい甘さで美味しいですよ。
※上記の桃の他に、桃の一種であるネクタリンがあるのをご存じてすか?
小ぶりのネクタリンをよく見かけると思いますが、桃くらい大きいものもあるんですよ。
ネクタリンとは?産毛のついていないつるっとしたものをいいます。
”おどろき”や”ふあかつき”が出る同時期に出ていました。
今年は気温高めなのかな?7月末くらいに産直センターひらかに行ったら、
パックで“夏かんろ”という少し小ぶりの桃が出てました。
そういえばさ、道の駅田舎館の産直にも桃が出てたね。
おかげで食べ比べできた。田舎館の桃と平川の桃
だけど、川中島白桃を初めて食べた時の衝撃たるや。
ジューシーだし甘味がくどくないの。
うだでぐめぇくて(すんごくおいしくて)、びっくり!
ネクタリンがさー、すっぺして(酸っぱくて)、すっぺして。
あごの付け根?が辛い。たまたま酸っぱいやつだったかな…(;´・ω・)
桃は、冷やすと甘味が少なくなっちゃいます。
なので、購入したら冷蔵庫には入れずに2.3日常温保存してから食べるのがオススメですよ。
完熟の見極め:桃に軽くおしてみて、柔らかいみを感じたら食べ頃ですよ。
ふんわり桃の香がただよう、お尻の部分から柔らかくなります。
桃のおいしそうな香りがしてくるの。じゅるじゅる~
・以外に簡単な桃の切り方と保存方法
桃を美味しく食べる切り方とは?ポイントは2つ
1.食べるときは2時間前くらいに野菜室に入れます。
2.産毛を取るように優しく水洗い。水気をふき取り、
溝に沿ってぐるっと切り身を入れます。
3.アボカドを切る要領で上下にひねると、片側に種がついて、二分割されます。
リンゴのようにくし切りにして皮をむきます。
※変色を防ぐには水に砂糖を入れたものにくぐらせるといいですよ。
アイスや他のフルーツと盛り合わせたり、
シロップ煮でコンポートにしてヒンヤリと食べるのもいいですね。
桃の保存方法は?
・冷蔵庫に入れるときは野菜室がいいですよ。
ラップを巻いて袋に入れて冷気から守るようにして保存してくださいね。
うまく保存できれば1週間くらいは持つんです。
・ジューシーなまま保存したいときは、基本的には常温保存です。
やわらかめの桃は、そぉーっと新聞紙で覆って冷暗所とか風通しの良い場所で保存して下さい。
または、保存をせずに買ってきたら早めに食べる!です。
・果肉がまだ硬い場合は、新聞紙に包んで風通しの良い所で保存しましょう。
(品種によって多少ちがいがあり。)
柔らかい桃がお好きな方は、常温で少々長めにおいておくのがオススメ。
冷蔵庫で保存は桃が風邪ひいちゃう。水分抜けやすいしね。
桃って、冷凍保存できるんだよ。まるっこまんま(そのまんま)。
※桃の冷凍保存 約1か月
1.桃は、優しーく産毛を取るように水洗いしてくださいね。
(強く洗うと、押した跡がついて冷凍ヤケをひきおこす原因になります。
桃に打撲は負わせないで!)
2.水洗いした桃の水気をふき取り、ラップでしっかり包みます。
3.ラップに包んだ桃は、二重にしたフリーザーバッグ等に入れて冷凍します。
解凍すると皮がむけやすくなるので、ぜひやってみて。
・桃の販売されているところ
主に栽培が盛んな平川市周辺の産直センターで販売されています。
・JAみらい 産直センターひらか アグリアス
住所:平川市小和森上松岡211-1
営業時間:①7:30~18:00(4月~11月)
②8:30~17:30(平日:12月~3月)
③8:30~17:00(土日祝日:8:30~17:00)
定休日:年末年始の12月31日~1月3日
・JA津軽みらい 尾上特産物直売所
住所:平川市日沼富田10-19
営業時間:①9:00~17:00
定休日:1月~2月 毎週水曜日 年末年始
・サンフェスタいしかわ(弘前市石川地区)
住所:弘前市大字石川字泉田62-1
営業時間:①9:00~18:00 4月1日~10月31日
②9:00~17:30 11月1日~ 3月31日
※月末は棚卸のため、15:00までの営業。
定休日:年末年始
・あっぷるはうす かあさんの店
住所:青森県黒石市花巻長坂南2−8
営業時間:①7:30~17:30(4月~11月)
②8:00~17:00(12月~3月)
定休日:年末年始の12月31日~1月3日
・JA女性部ふれあい市(田舎館村)
住所:南津軽郡田舎館村大字枝川字舘子145-1
営業時間:①6:00~17:00(5月26日~10月31日)
②7:00~16:30(11月 1日~11月30日)
定休日:営業期間中は定期日なし(お盆休み2日有)冬期間休業
※他にもJAみらいの販売所や道の駅いなかだて、碇ヶ関、弘前市の直売所野市里でも桃が販売されています。
販売店詳しくはこちら JA津軽みらいHP 直売所をご覧くださいね。
桃の加工品
桃の加工品は平川発のブランド「津軽の桃」で美味しいものが出来ています。
やっぱり、産直センターひらかのソフトクリームだなー。
あのソフトクリーム、シャーベットっぽくてさっぱど(さっぱり)する。
もも・りんごミックスがいいっきゃ(いいよね)。
・桃のスイーツ
・産直センターひらか アグリアス(平川市小和森上松岡211-1)
桃のソフトクリーム、りんごと桃のミックスソフトクリーム 各250円
※時期によっては、平日はもも・りんごミックスのみ。土日ももソフト有りです。
桃のブッセとか、桃のカップアイスやどら焼きなんかもあります。
・ももさわ菓子舗(平川市本町北柳田16-1)
ぷるるん桃水250円(白あんの水羊羹にゴロゴロ桃の果肉トッピング)、
桃プリン(口どけ滑らかなプリンに桃のソース)
SIROIWA~フロマージュ(桃の果汁と果肉が入ったアイスのようなクリームチーズスイーツ)
・道の駅いりがせき(平川市碇ヶ関碇石13-1)
津軽の桃ソフトクリーム350円
・菓子処 西谷(平川市尾上栄松61-2)
桃のシーキューブ400円(四角いシュークリームに桃とクリームがイン)、
桃のスフレロール810円(生地に桃のピューレが練りこまれ、クリームも桃風味)
・道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ(弘前市大字石川字泉田62-1)
桃のジェラート(旬の果物で出来た津軽ジェラート)、
桃のかくれんぼ(カップに桃の果肉とクリームがつまったケーキ)
※この他にも道の駅などで販売のカネショウの「飲むもも酢」は1本800円。
津軽の桃ピンクカレーは1箱540円。インパクトが凄いピンクのカレー。
まとめ
・津軽の桃について、品種や出荷時期
・桃の簡単な切り方と保存方法
・桃の販売されているところ
・桃の加工品、スイーツ
・日常で使える津軽弁「まるっこまんま」「うだでぐめぇくて」「すっぺして」
「さっぱど」「いっきゃ」
以上のことについて、ご紹介しました。
今年は8月に入ってすぐの、相次ぐ雨による水害で農家さんが打撃をうけています。
青森はリンゴや桃の他にも美味しいスイカやメロン、お米も特産物です。
この特産物が水害にあっています。
津軽の桃やリンゴ、スイカやメロン、お米が美味しく頂ける日が来ることを
楽しみに待ちたいと思い記事にしました。
リンゴ農家さんや、野菜を作っている農家さん、被害にあわれた方々の
一日も早い復旧をお祈りしています。
加工品や、スイーツはお店に行ってお好みのものを探してみてくださいね。
少しでも読んでいただいた皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいだたきありがとうございました。
またお会いしましょう。 へばねぇ~(またねぇ)
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