こんにちは きみこです。
千本鳥居が映える高山稲荷神社。
聞いたことはあるけど場所は?アクセス方法が知りたい!と思っていませんか?
つがる市にある高山稲荷神社は、朱色の鳥居のコントラストが季節問わず素敵に映し出されています。
まさに映える人気のスポットですよね~。
ご利益は五穀豊穣、商売繁盛!他にも家内安全、病気平癒などなど色んなご利益があります。
ご利益だけでなくその光景を観るとつい、もれなく澄んだ空気も体いっぱいにもらってリフレッシュできるから不思議。
そんな出世、金運の神様がいらっしゃるパワースポットへの旅に行ってみませんか?
場所はつがる市屏風山の中間あたりに位置しているので秘境っぽくていいんです。
この記事は こんな方にオススメ
・高山稲荷神社に行きたい方。
・千本鳥居のことを知りたい方
・キツネと稲荷神社のことを知りたい方
・高山稲荷神社までのアクセス方法を知りたい方
・日常で使える津軽弁を知りたい方
では、千本鳥居や高山稲荷神社について解説します。
高山稲荷神社 つがる市
千本鳥居の伏見稲荷大社を思わせるような鳥居がある高山稲荷神社は
つがる市の屏風山の中心にあり、美味しい津軽メロン(つがりあんメロン)の産地でもあります。
広い境内には拝殿の後ろにも神社がありますので、ぜひぐるりと参拝して欲しい所。
日枝神社を模したといわれる珍しい鳥居があるので見ておきたいですよね。
本殿で参拝したのち、階段を下りると鮮やかな朱色の鳥居のある風景が眼下にひろがります。
先ほどまでいた場所とは別の空間に迷い込んだかのような?
そんな不思議な光景が目前に現れるのです。
ほんと突然、鳥居が見えて異空間に連れて行かれたかのような
つい、ハッ!!って口に出ちゃうからその場の澄んだ空気が体に染みるような感覚
大丈夫だが?運転疲れで、ねぷてくて(ねむくて)夢見だんでね?
それはないよ。眠くなかったし!
行った時は丁度桜が咲いていい時期だった~。
ご由緒はこちらです。
由来
「当社の御創建の年代は詳らかではないが、鎌倉から室町にかけて此のあたりを統治していた豪族安藤氏の創建と伝えられる。
稲荷神社創建の社伝には、江戸時代の元禄十四年(一七〇一年)播磨子に赤穂藩主浅野内匠頭長矩の江戸城中での刃傷事件による藩取り潰しの際、赤穂城内に祀っていた稲荷大神の御霊代を藩士の寺坂三五郎が奉戴し、流浪の果て津軽の弘前城下に萬し、その後鯵ヶ沢に移り住み「赤穂屋」と号し醸造業を営み栄える。その子孫がお島に移住するにあたり、この高山の霊地に祀れとのお告げにより遷し祀った、と伝えられる。
元々は三王神社が祀られ、その後江戸時代に稲荷神社が創建され、江戸時代の稲荷信仰の隆盛とともに稲荷神社が繁栄し、元々の山王神社が後退したものと考えられる。」
引用元:高山稲荷神社 ご由緒
千本鳥居が映える 女子旅にオススメ
千本鳥居で有名な京都の伏見稲荷大社。
朱塗りの鳥居がどこまでも続いていて、インパクトがすごいですよね。
実はこの鳥居の由来はわかっていないのだとか。
江戸時代には既に稲荷社へ千本鳥居を建てる習慣が存在していたと考えられています。
朱の鳥居は春の桜の時期、夏の緑、秋の紅葉にも、冬は真っ白な雪に、とても映える光景を創り出していますよね。
高山稲荷神社の鳥居はくねくねと曲がっていて、鳥居をくぐり抜けて小高い丘まで出るとその光景がまた神様の使いの蛇か龍?のようにも見えるから不思議。
ついつい、いい感じの画角を見つけて写真撮っちゃいたくなりますよね。
ご利益ありそうです。
心が清らかになる感じを体感できそうです。リフレッシュしたい女子旅にオススメです。
・キツネと稲荷信仰のこと
・稲荷とはどんな神様なのでしょう。
稲荷神社の歴史は「山城国風土記」に残っています。
渡来人である泰氏は稲作によって富を得ていた。
餅を的に弓を放つとそれが山の峰に飛んでいき、稲が生えたからお社の名前を「伊奈利」。
稲荷神社は稲と穀物の神として、あがめられてきたということ。なので?
稲荷神社の総本山、伏見稲荷大社の主祭神は宇迦之御霊大神(うかのみたまのおおかみ)です。
そして、宇迦之御霊大神は天照大御神の食事や五穀豊穣をつかさどる神!
伊勢神宮外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみ)や豊宇気毘売神(とようけのびめのかみ)は
宇迦之御霊大神と同一神なんですって。
宇迦(うか)は(うけ)と同じなのだそう。
色んな呼び名があるんですよ。難しいけど…
要するに五穀豊穣、食の繁栄の神様なのです。ご飯が食べられますように…。
だから、のちに商売繁盛の祈祷をする人々が集うというわけですね。
・キツネはあくまで稲荷神の使いである
「稲荷大明神流記」という書物に出てくる仏法の守護神で、元はヒンドゥー教の女神
荼枳尼天(だきにてん)なのだとか。
剣と宝珠を手に持ち、キツネに乗った姿が描かれている、だきにてんは
「喜狐天王」(きこてんのう)などとも呼ばれていて、ここにも狐さんのお名前がありますね。
荼枳尼天と習合したから稲荷にキツネのイメージがついてか?明確ではないみたいです。
・ここがミステリアス! キツネさんがいっぱい
高山稲荷神社の鳥居をくぐった庭の奥に、役目を終えたキツネさんがいます。
明治の初めころから集まり始めたそうで、キツネさんは役目を終えたら
高山稲荷に行くと良いと、ご祈祷師さんがアドバイスしたのが始まりと言われています。
北海道や関東からも集まったキツネさんたちは、
こちらの神社でご祈祷されて魂は神様の元に還され、ここで安らかにいらっしゃるのです。
赤い前掛けをして凛としているキツネさんもいれば、どこか遠くをみているような表情のキツネさんも。
何ともミステリアスな感じがしますが、実際行って見るとキツネさんたちは穏やかな表情をしているようにも見えます。
キツネさんにお会いする方で見方は違うのかもしれませんね。
・ご祭神・ご利益
・宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと) 五穀豊穣
・佐田彦命(さたひこのみこと/猿田彦命ともいう) 道開きの神
・大宮能売命(おおみやめのみこと) 芸能の神
他にも、商売繁盛、海上安全、家内安全、学業成就、夫婦和合、開運招福などです。
・アクセス
バス:JR五所川原駅から弘南バス小泊線の十三経由乗車で約60分くらい
降車後タクシー乗車で5分くらい
車 :青森市より約100分くらい
国道7号線から津軽自動車道を経由、鰺ヶ沢方面へ国道101号経由
道の駅森田を過ぎたら、北浮田町より屏風山広域農道へ入る。
途中にベンセ湿原などの案内も見えるので目印にしてまっすぐ走ると神社の大きな看板がみえます。
駐車場:境内大きな鳥居そばにあります。
住所:青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-2
参拝時間:8:00~17:00
※バスはそんなに本数もないですし、下りてからも歩くので車での移動をオススメします。
レンタカーを借りるのもいいと思います。
・神社周辺には何がある?
・ベンセ湿原
海岸低層湿原及び中間層湿原(苔が幾層も重なってできた湿原)が広がる広大な湿地帯。
6月中旬にはニッコウキスゲが咲くベンセ湿原。面積は約23ha。
ニッコウキスゲの時期が終わると花菖蒲が咲きます。
湿原には木が敷いてあり道が整備されて、展望台もあり岩木山が一望できますよ。
1983年には日本自然百選に指定されています。
※アクセスはバス停などが無いので、車が唯一の手段です。
ベンセ湿原入り口に駐車場、トイレがあります。
この湿原は静かで時折、野鳥が泣きながら飛び立つのが見られますよ。
木の道が時々、フカフカするっきゃ。ケリ(靴)気ぃつけねば、
かっぱとる(思いがけず、靴の中まで水に浸かる)んでね。
んだのさー。(そうなのさ)
・七里長浜
高山稲荷神社の裏側から、歩いても行ける日本海の海岸。
穏やかな時は、ずっと景色を見ていられるところです。
・チェスボロー号記念碑と高山小公園
明治22年ごろアメリカのチェスボロー号が七里長浜沖で遭難しました。
旧車力村の村民が救助にあたり、23名いた乗組員のうち4名が救助されました。
遭難された方の名前が刻まれている慰霊碑や七里長浜を見渡せる展望台もあります。
まとめ
・稲荷神社の基本的なこと
キツネと稲荷信仰や千本鳥居について
・高山稲荷神社についてのご祭神やご利益
・神社周辺にあるもののこと
・日常使いができる津軽弁「ねぷてくて」「ケリ」「かっぱとる」「んだのさー」
についてご紹介しました。いかがでしたか?
鳥居のある景色とちょっとミステリアスな高山稲荷神社に興味わきませんか?
御朱印集めされている方にもオススメです。
千本鳥居のある庭園には龍神様のお社もあります。
直接訪れて運気上昇祈願と、ちょっと異空間な雰囲気を味わってみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
また、お会いしましょう。 へばねぇ(またねぇ)
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