こんにちは きみこです。
早いもので年末はすぐに来る…新年を迎える準備しなきゃと思いませんか?
近年は新型コロナウィルスの影響もあり、季節ごとのイベントや行事が行われないまま1年が過ぎているようにも感じませんか?
そこで、漠然と新年の準備をされているあなた!
新年の準備はいつから?正月飾り、しめ縄はどうして、いつ飾るの?
年神様って何の神様なの?
誰かに聞かれて答えることはできますか?知らない事だらけではないかしら?
準備は12月13日以降にはできますし、年神様は穀物の神様なんですよ。
誰かの知らないことを知っているって、ちょっと良くないですか?
そんな私も数年前まで詳しくは知らなかったんですよね~。恥ずかしながら(;´・ω・)
でも、いい大人だからちょっとでも知っておいて新年を迎えたいと思うようになったんです。
ここでは正月飾りやしめ縄、鏡餅をお供えする意味や年神様をお迎えする意味。
いつから準備するのが良いか?についてもお伝えしたいと思います。
では、お正月の準備についてみてみましょう。
この記事はこのような方にオススメ
・お正月のことについて詳しく知りたい方
・正月飾りに必要なものを知りたい方
・今年初めて自分でお正月準備をされる方
・漠然と毎年お正月の準備をしていた方
・正月飾りの処分について知りたい方
正月飾りやしめ縄はどうして飾る?
年神様をお迎えするための目印になるものです。
また、家を掃除してきれいにし清められた神域に決結界を張る役目があります。
正月飾りに必要なもの
・しめ飾り:清めた神域を示すもので神棚などに飾る。
・輪飾りなど:稲わらを輪にして、縁起物の飾りを施されているもので玄関などに飾る。
・鏡餅:年神様に食べ物に困らないようにとお祈りするお供え物、家に来た時に宿るとも。
・お神酒:一般的には鏡餅と一緒にお供えする
・門松:竹の切り口が笑っているようにも見える、松と一緒に作られた正月飾り
正月飾りの意味とは、いつから飾るのか?
正月飾りは12月13日くらいから準備ができます。
この時期になるとよくテレビでは、こんなニュースがながれますよね。
「今日は〇〇神社のすす払いが行われました」とか
「〇〇寺の大仏様の大掃除が行われました」とか。
まずは1年の汚れを取り、清める意味で大掃除をしましょう!という時期ですね。
忘れずに神棚もお掃除しましょうね。
・正月飾りは門松と共に主に玄関に飾りますよね。
年神様が我が家に来るのに迷わないで来て欲しいので目印として飾ります。
・しめ縄(注連縄)は清めた場所、物(神域、聖域)にみだりに立ち入ったり、触られないようにと結界を張るものです。
ここは神様の領域ですよと示すものですね。
※しめ縄のルーツは天照大神様の閉じこもっていた天の岩戸から出た際に、またこの岩戸に戻らないようにと入り口に張った尻久米縄だと言います。
天照大神様(太陽神)が岩戸に隠れちゃったら、太陽の光が届かないから作物ができないし、人々も生きていけないからもう二度と隠れないで!って縄で縛っちゃったのね。
太陽様様!寒いときは温かいしね。大事よ~
・鏡餅は家にいらっしゃった年神様が宿る場所
これが無いと、福をもたらしたくても居場所が無いのと一緒なのかもしれません。
居場所がないと、神様に長居してもらえないね。
年神様が「あれっ?居場所ないじゃん、じゃ直ぐ帰るね。」ってなるのは悲しいな…
※鏡餅の上に飾るミカン(橙:だいだい)は太陽を表していると言われます。が、無くても大丈夫よ。
餅が大事だから。売られているものにも橙が乗っていないものもありますよね。
・お神酒は鏡餅と一緒にお供えをします。
神様に食事と一緒にお供えする神饌(しんせん)の一つです。
重要な飾りは、正月飾りとしめ縄、鏡餅ですよ。
神様に我が家はここですよ!迷わないで来てくださいね、こちらへどうぞ。の目印なのですから。
・飾ると良い日、避けたい日
縁起ものです。18日や28日のように末広がりの8:八がつく日が良いとされます。
28日を逃したら、30日だと良いと言いますよ。
主に29日は二重苦といい、31日は1日限りというこの日は避けましょう。
飾りは11月中旬頃から12月も末までスーパーや百貨店、ホームセンターなどで販売されていますよね。
準備するには、まず家のどこにどの飾りが必要なのかを確認しておくようにしましょう。
我が家はね飾りと鏡餅が…玄関でしょ、台所でしょ、神棚でしょ、車!って感じです。
31日の大晦日に、お供えと共にロウソクを灯して、
今年もありがとうと来年もよろしくを伝えて。
そういえば、ロウソク台には大根を使うのって青森だけ?
だいたいお正月のお供えの時は、大根にロウソク立てるよね?
年神様を迎える意味
その年の豊年満作によって1年間の幸福をもたらしに来てくれる。
だから、この年神様をお迎えするんですよ。
年神様は何の神様?家にも神様がいる
大歳神(おおとしのかみ:オオトシ様とか)という神様が「年神様」と呼ばれています。
この年神様は稲荷神社の神様「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」のお兄さんです。
稲荷神社の神様同様、年神様も食の神、穀物の神様なんです。
なるほど、豊年満作!作物が出来ると我々は食には欠かない。
食べ物に困らないと元気に過ごせる!ということにつながるのかも。
・家にもいる神様たち
家の神棚には氏神様がいて、玄関やかまど、厠(トイレ)に守り神様がいると言われます。
だから、玄関、かまど、トイレはきれいに掃除をすると良いとされるゆえんなのかも。
そして、中でも重要なのは「かまどの守り神」です。
何と言っても「かまど」には普段の生活には欠かせない食事を作る、煮炊きするための守り神がいて、
火の神(荒神:こうしん)と呼ばれます。
因みに、この火の神様は年神様の子でオキツヒコ、オキツヒメです。
この荒神はすべてのけがれを焼き尽くす力があるとされ、お正月にまた1年お世話になります!
という気持ちでお供えをするのが良いのでは?
ちゃんとお供えをして、けがれを燃やしてもらいましょう。
ハウルの動く城のカルシファーみたいに、メラメラ燃やすんだろうね。
荒ぶる火なんだ!
そうそ!カルシファーがいなくなったら城も動かなくなったり。
火は重要なんだね。
お迎えする年神様も、家にいる神様もすべては、食に関連しているのかもしれませんね。
我々の生きるみなもとですから。
お正月飾りいつからいつまで飾る?
お正月飾りは飾った日から、新年を迎えた1月7日までです。
鏡餅は1月11日の鏡割りの日までですね。
・飾りの処分はどうするの?
だいたいは、神社で行われる「どんと焼き祭」などで燃やしてもらいます。
テレビのニュースでは1月7日頃に神社でどんと焼きの様子が映し出されていますよね。
あなたの氏神様がいらっしゃる神社さんで受け付けているかもしれませんよ。
初詣の際に神社の方に聞いてみるのもいいと思います。
※どんと焼き祭に間に合わなかった…という時は、うちの母が神社の宮司さんから聞いた方法で処分をしていましたので、参考までに。
半紙に正月飾りをくるんで、お清めの塩をふりごみの日に出すという方法です。
神様にお供えしたものは、お酒や塩でお清めをする事を必ずしていましたよ。
まとめ
正月飾りやしめ縄を飾る意味や、年神様をお迎えする意味について
家にもいらっしゃる神様のことも少しですが、お伝えしました。
正月飾りは年神様が迷わず我が家に来てもらうための目印なので、新年に気持ちよくお迎えできる準備をしましょう。
正月飾りは末広がりの「八:はち」の日に。避けたい日は29日と31日です。
年末は忙しいですが、少しずつ準備が出来るといいですね。
テレビのニュースで年末のすす払いが流れたら、思い出してみてくださいね。
皆さんに平等に幸福がもたらされるよう、神様も忙しくしていることでしょう。
このコロナ渦で大変な思いをされた方も多いと思いますが、新年を明るい気持ちでお迎えできるといいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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