こんにちは きみこです。
皆さんは、神社の正しい参拝作法を知っていますか?
神社に参拝には行くけど、意外と知らないことだらけかもしれませんよね。
神社の名称の違いとか、お賽銭のことはご存じですか?
参拝はどこに行くと良い?とか、どんな時に行くのがいい?
知りたいことありますよね。
参拝前に神様に失礼のないように作法を知っておきませんか。
この記事は こんな方にオススメ
・神社の名称の違いを知りたい方
・神社にはどんな時に行くのが良いか知りたい方
・お賽銭の事を知りたい方
・正しい参拝作法を知りたい方
・神社の境内で気を付けることを知りたい方
・青森県にはどのくらい神社があるか知りたい方
・日常で使える津軽弁を知りたい方
今回は神社について、参拝作法を解説します。
では、神社の基本的なことから見ていきましょう。
知っておこう!神社の基本的なこと
まずは知っておきたい神社の名称の違い
失礼のない参拝の作法、参拝に良い日、賽銭の事など
そして、参拝はまずどんなことをお伝えするのか。
そればズバリ日ごろの感謝を伝えるのが基本です。
ご自分のお願いは「何をどうして欲しいのか」を明確に具体的にお伝えしましょう。
・神宮、宮、大社、神社の名称の違いは?
「神宮」(じんぐう)とは…本来は三重県の伊勢神宮の正式名称です。
本来は伊勢神宮を「神宮」と言います。
皇室の祖神や歴代天皇とか、皇室とご縁の深い神さまを祭神とする神社です。
現在では、熱田神宮、平安神宮や明治神宮など格式の高い神社に付く称号となっています。
因みに熱田神宮には三種の神器といって天皇が代々受け継いでいく神様の宝物の一つ
「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」が鎮座されています。
「宮」(ぐう/みや)とは…一般的に神宮と同じく皇族と関係の深い神社です。
こちらは親王と呼ばれる天皇家の皇孫をご祭神とする神社です。
東照宮のような例外もありますが…。(東照宮と言えば、徳川家康公ですな。)
「大社」(たいしゃ)とは…本来は島根県の出雲大社のみに使われる名称。
稲荷神社の様に特定の神を祭神とした神社グループの「本社」です。
19世紀末以降になると、春日大社や諏訪大社などの神社が増えてきました。
出雲大社は正式名称は「いずもおおやしろ」ですが、近年では「いずもたいしゃ」と呼んでいますね。
「神社」(じんじゃ)とは…日本古来の神をまつる一般的な施設のことです。
一般的な社号で且つ、神社の総称です。ご自分の身近にある神社がそうですね。
・神社に行く日とは?
神社に行くと良いとされる日があるのはご存知でしょうか?
毎月、1日と15日といわれています。毎月1日はお朔日市参り(おついたちまいり)の日。
1日は新月の日、15日は満月の日なので、近所の神社(氏神様)へお参りをしましょう。
そして、日々の感謝、お礼。その月の御祈願などを祈念をしましょう。
1日と15日は強運を引き寄せる日でもあるんだって!
神棚もきれいにお掃除するとよい日でもあるよ。
逆に、神社にお参りに行ってはいけない日もあるよ。
不成就日と言われる日です。
他にも、毎月神吉日(かみよし/かみよしにち):神事にまつわることをしたら吉日な日
があります。
※ご参考「ホットドッグラボ」吉日カレンダー 2022
遠くの神社に旅行で行くときには、出かける前に必ず氏神様に参拝します。
もちろん旅の無事と、行きたい神社に行ってきます。のご連絡ですね。
何か不安がある時も、先に※1:氏神様に参拝するといいかもね。
因みに、私の産土様は※2:大星神社です。子供の時は宵宮や雪の中
もくもくと歩いて初詣に行くのが、たーんげ(すごく)楽しみでした。
旅行でだけじゃないけど、神社にいったら※3:直会もね。
お土産を買うとか。
神社は、ご自分で好きな所へ行くのもいいです。
行ってみたい所や、御朱印を集めている方は色んな神社に参拝される方も多いと思います。
マナーを守って参拝しましょうね。
お賽銭の事
意外と知らないお賽銭の事
神社でのお賽銭は主に、神様に日頃の感謝の気持ちを伝えるために納める物ですね。
また、穢れをはらい、身を清める意味もあります。
お賽銭はいくらくらいされていますか?
語呂合わせがありますね。
・5円はご縁に恵まれますように
・15円は十分ご縁がありますように
・25円は二重にご縁がありますように
・45円は始終ご縁がありますように など…
私は「いつでもいいご縁」の115円です。
他にも風水的に「115」は天下を取れる強力な数なんですって。
115円にすることで、願いがかないやすくなる。ともいいます。
ずんぶ(ずいぶん)よぐふけぇ(欲深い)んでね。
へへっ
・なぜ、5円のように穴の開いたお金がよいか?
5円や50円硬貨は穴が開いているので、「見通しが良い」とか「穢れを吸い取る」とされ
お賽銭にふさわしいのだそうです。
調べてみると勉強になりますねぇ。
金額の大きさにかかわらず、お金に穢れを付けて清めるものです。
やはり賽銭をする方の気持ちが大事なのかもしれませんね。
・お賽銭の使い道
お賽銭とは、古くからある神社の存続やメンテナンス、修繕や、行事、
神社に従事する方のお給料や、お守りなどを作成するため等にも使われるものです。
ですが、まずその日その時その神社に行けたことを感謝し、伝えましょう。
遠くの神社にお参りに行くときは、少し多めの金額でお賽銭してもいいですね。
そのお金で、神社の存続につなげていただきたいから。
そして、また参拝に行けますようにの祈念だよね。
まったくだね。同感!
わぁんつか(わずか)の賽銭だばどんだべ(どうなのか)ね?
って一瞬悩むよね。でも、やっぱり気持ちだよね。
正しい参拝作法が知りたい!マナーを解説
参拝の方法、マナーを正しく覚えましょう。
※すべての神社で同じ作法というわけではありません。
1.参拝時の服装マナーについて
・服装は失礼のない服装で(肌の露出の多いものや派手な服装はNG)
神前では帽子、サングラスは外しましょう。
・ヒールなどの高い靴は不向きです。(玉砂利などが敷いてあったり、敷石などがあるので
歩きにくいハイヒールは避けましょう。)
・お神楽や、御饌(みけ)、七五三などはフォーマルな装いで
2.手水舎(てみずしゃ/ちょうずや)の作法
・柄杓で左手を水で清める
・右手を水で清める
・左手に水を汲み、口をすすぐ
・左手を水で清める
・柄杓の残りの水で、柄杓の柄を清める
最近はコロナ渦ということもあり、柄杓を置いていない神社さんも多いですね。
その際は両手で水をすくうか、折り畳みのシリコン製のコップ等があれば便利だと思います。
3.拝礼の作法
※基本は「2礼2拍手1礼」です。
・ご拝殿の階段の前で軽く一礼し、こ神前に立つ
・お賽銭を入れ、鈴があれば鈴を鳴らしましょう。
・2礼する(背筋を伸ばし90度に腰を折りお辞儀)
・手のひらを合わせる(胸の高さあたりとされます)
・2拍手をする(かしわ手:右手を少し下にずらして手をたたく)
・お祈りをする(右手を戻し両手を合わせて、静かにお祈りする)
自分が誰なのか、神様にお伝えしてから日ごろの感謝をしてお祈りしましょう。
※名前、住所を伝えるとなおgood
・最後に1礼(背筋を伸ばし90度に腰を折りお辞儀)
ご参考までに:
島根県の出雲大社(いずもおおやしろ)と大分県の宇佐神宮、新潟県の弥彦神社は「2礼4拍手1礼」です。
・神社境内でやってはいけないこと、注意したいこと
気が付かづやっていませんか?
人の悪口や恨みを口にするのはいけません。
口は災いのもと!とも言いますよね。
そして言霊…言葉には魂が宿るといいます。
悪いことを境内で口から放つと、すぐに自分に帰るものと思いつつしみましょう。
神様のもとにいるのですから。気を付けましょう。
参拝の時間に注意
だいたいの神社は、早朝から夕方日が落ちる前には終えたい
なぜなら、夕方4時ころになると神社の拝殿は閉じられてお賽銭箱が別の場所に置かれます。
これは、神社は夜には別の顔になるといいます。
なのでできれば午後4時までには参拝を終えましょう。
この時間が過ぎると何か物寂しい雰囲気になるのを若いころの私は知りました。
※神社によっては参拝時間が異なりますので確認しましょうね。
お神籤(おみくじ)のこと
お神籤をひいたら、あなたはどうされていますか?
せっかく、吉のつくお神籤をひいたら神社の境内にはおいて帰らないで!
おいて帰ってもいいのは凶のみ!
吉のつくお神籤はお財布などに入れて、いつでも読み返せるようにするといいと聞きます。
吉は良いお神籤ですよね。
おいて帰ることは神様から頂いたご縁の吉を置いて帰ることになっちゃいますよ。
ぜひ神様とのご縁の吉(ラッキー)を持ち帰りましょう!お守りのようにね。
対して、凶とは悪いことを感じさせます。
凶は持ち帰らずにお神籤にかいている言葉をきちんと読んでこれからの生活に役立てましょう。
※凶をひいちゃったら、吉が出るまで何度もお神籤はひいても良いのだとか。
財布に入れておいた吉のお神籤…1年後とか、次に参拝した時などまたお神籤を引いたときに神社へ納めましょう。(お神籤を結ぶところなど)
・注釈※1~3
※1:氏神(うじがみ)様とは、自分の住むエリアにあり、
その土地をお守りして下さる神様のことをいいます。
また、産土(うぶすな)様とは、その地に生まれた人の守護神となり、
一生を見守って下さる神様のことをいいます。
※2:大星神社について
2011年のねぶた祭りに青森菱友会さんのねぶた「田村麿と妙見宮の鬼面」
で題材にもなったお面のある神社です。
大星神社の創建は延暦11年(792年)、蝦夷鎮護の祈願所として勧請された
のが始まりとされています。
木造舞楽面(9面)と木造能面(1面)は中世に製作されたもので
平成11年に青森県重宝に指定されています。
境内には樹齢400年ともいわれるシダレザクラがきれいに咲いていました。
が、守るはずの神主がいなくなり、近年は何か寂しい感じがします。
きちんと参拝もできて、お札やお守り、お神籤(みくじ)がひけるよう
守るべき方々に、妙見宮が昔のような活気を取り戻してくれるのを願うばかり。
私にとっては、何かを始めるときや車を買ったときは必ず
ご祈祷してもらい、宵宮の時はまっすぐ職場から参拝に行っていた、
心のよりどころでもあります。
※3:直会(なおらい)とは…
神事終了後の宴会(打ち上げ)とか、
神霊が召し上がったものを頂くことで神霊との結びつきを強くし、ご加護を期待するものです。
私的には。その訪れた先の神様の好物やその土地のものを頂く、
という意味と捉えています。
ただ帰らず、お金をおとし、その土地を潤す。ということでしょうね。
聖があれば俗がある…なるほどです。
・青森県内の神社
青森県内の神社の数はどれくらいでしょうか?調べてみました。
青森県内には1045社あるそうです。
10市の内訳は
・青森市128件 ・弘前市182件 ・八戸市89件
・黒石市48件 ・五所川原市90件 ・三沢市8件
・十和田市28件 ・むつ市87件 ・つがる市79件
・平川市40件
他、詳しくは「日本神社、寺院検索サイト 八百万の神」
→青森で検索してみてください。
まとめ
・神社の基本的なことと「神宮、大社、宮、神社の違い」
・行くとよい日、賽銭のこと
・参拝の作法、マナー
・神社境内で気を付けたいこと
・氏神様、産土様、直会のこと
・日常使いができる津軽弁「ずんぶ」「よぐふけぇ」「たーんげ」「わぁんつか」「どんだべ」
行くとよい日は日々の感謝をしに行ったり、御朱印集めもいいですね。
お神籤はお守りのようにお財布へ入れて読み返してみましょう。
毎月1日と15日は強運を引き寄せる日!なので参拝の作法やマナーを守り、ぜひお近くの神社を訪れてみてくださいね。
直接訪れることでご加護をいただきましょう。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
また、お会いしましょう。 へばねぇ(またねぇ)
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