こんにちは きみこです。
青森の工芸品と言えば何を思い浮かべますか?
近年だと、ブナコや津軽びいどろが有名ですよね。
気軽に使えるものだって、結構あります。
で、青森の工芸品といえば何?どんなものがあるかがわからない。
お土産にしたいけど、何がいいかな?
手軽に使えるものをお土産にしたい。とお悩みの方。
どこへ行くと、工芸品が買える?工芸品を作っている所は見学できる?などなど。
ぜひ、お子さんと一緒に出かけて欲しい!製作体験が出来る工芸品もありますよ。
自分のお気に入り工芸品を見つけてみませんか?
この記事は こんな方にオススメ
・工芸品をお土産にしたい方
・青森の工芸品には何があるか知りたい方
・見学をしてみたい方
・子供さんとも一緒に体験できる?とお考えの方
・どこで売っているか知りたい方
・日常で使える津軽弁を知りたい方
まずは、どんな工芸品があるかみてみませんか?
青森の工芸品
青森県には、古くから生活に必要なものを作り、役立ててきた工芸品が多数あります。
現在「青森県伝統工芸品」としては、29点が指定されているんですね。
では、どんなものがあるでしょうか?
代表的なものでは
・津軽塗(何度も重ね塗りをして研磨で仕上げる漆塗り)
・こぎん刺し(藍染の麻地に木綿糸で縦の織り目に対して模様を手刺しして作るもの)
・南部裂織(着古した着物や布を細かく裂いて再生する機織り)
・八幡馬(櫛引八幡宮の御神馬)
・温湯こけし(作付けという技法の津軽系こけし)
・津軽びいどろ(漁業用浮玉の製法を応用して作られるようになったガラス工芸)
・きみがらスリッパ(トウモロコシの皮を乾燥させて布のようにスリッパを編んだもの)
・ブナコ(青森県のブナを活用して薄いテープ状に加工し、螺旋状に巻いたものを立体に形作る。)
・金魚ねぷた(津軽の祭りに欠かすことのできない夏の風物詩)
他にも、
・津軽焼や八戸焼(焼き物:陶器)
・下川原焼土人形(焼き物:陶器の鳩笛が人気)
・あけびツル細工(あけびのツルで作るかごやバック他)
・津軽竹籠(りんごを積む際に使う手籠)
・ひば曲物(ひばからできた曲物、曲げわっばやお盆)
・津軽凧(軽くて弾力性に富むヒバ材を削って作る津軽の伝統的な凧)など…
全部で34種類もあるんですよ。
ものすごいあるじゃん、工芸品。家庭科の授業で作ったこぎん刺しが懐かしいよ。
今は、おしゃれーなものになって販売されてるよねぇ。
こっただに(こんなに)、工芸品あるべのぉ。
みんな、伝統守りつつ新しぐして伝えでらんだびょん(~なのだろう)。
※もっと詳しい情報はこちら→青森県庁HP
→青森県の伝統工芸品及び伝統工芸士 で検索してご覧ください。
・手軽に使える工芸品 5選
・津軽塗のはし(すべり止めつき)お椀や箸置き
・こぎん刺し/南部裂織の巾着やがま口
・津軽びいどろ グラスやおちょこ、風鈴も
・金魚ねぷた サイズあります(大中小)
・きみがらスリッパは軽~い
・見学が出来る工場 5選
・津軽びいどろ 北洋硝子(青森市)
営業時間:営業日 10:00〜16:00(12:00~13:00を除く)
工場見学ご予約 TEL 017-782-5183(事前予約が必要です)
※ガラス体験は行っていません。
詳しくは津軽びいどろHP ご覧くださいね。
・津軽塗、津軽凧 弘前藩ねぷた村(弘前市)
津軽塗、津軽凧の製作を津軽蔵工房「たくみ」で見学できます。
詳しくは津軽藩ねぷた村HP 体験するからご覧くださいね。
・こぎん刺し 弘前こぎん研究所(弘前市)
見学後にこぎん刺しの製作体験ができます。
時間:9:00~12:00、13:00~15:00(事前予約必要)料金:1500円/1人
詳しくは(有)弘前こぎん研究所 ご覧くださいね。
・きみがらスリッパ 道の駅とわだ匠工房(十和田市)
実演:毎月 第2日曜日10:00~15:00 体験時間:毎月 第3日曜日10:00~15:00(事前予約必要)
料金:3,500円(材料費含む。)
詳しくは十和田市HPのきみがらスリッパについて で検索ご覧くださいね。
・ブナコ BUNACO西目屋工場(西目屋村)
工場見学は自分で順路に沿って回る「自由見学」(予約不要)です。
この他、ミニショップやカフェもあります。
製作体験:午前の部/10:00〜11:30 午後の部/14:00〜15:30
各回 約90分(工場見学の時間を含みます)料金8800円
見学時間:10:00〜15:30 (最終入場は終了30分前です。)
定休日:火・水曜日
詳しくはBUNACO西目屋工HP ご覧くださいね。
・工芸品はどこで買える?
(青森市内)
・青森観光物産館 アスパム内
・ワラッセ内 青森ふるさとショップアイモリー
・青森駅ビル ラビナ内/新青森駅 1F土産売り場内
・青森駅前 雪の道/大阪漆器/kotabi 他
(弘前市内)
・弘前駅ビル アプリーズ内/ブルークラフト/ブリック エーファクトリー
・駅前付近 THE STABLES/コットンハウス弘前店/与志む良
・弘前土手町付近 津軽塗たなか/しまや/中三弘前店
・弘前城付近 弘前物産館/さくらはうす/津軽塗の源兵衛 他
(八戸市内)
・八戸駅前 ユートリー
・本八戸駅付近 カネイリ番町店/さくらの八戸店/朝日堂/詩仙堂
・蕪島 物産販売施設かぶーにゃ
・沼館 ㈱八幡馬/やまびクラフト 他
主な青森の工芸品 6選
・津軽びいどろ(青森市富田4丁目29-13)
漁業用の浮玉(うきだま)製造をしていた会社です。
丈夫な浮球と定評のあった産業も、浮玉がプラスチック製に替わってきたこともあり「宙吹き」の技法を用いて花器などを生産し、ガラス工芸「津軽びいどろ」は1977年に誕生しました。
花器は、ちょっと重めでずっしりした感じ。意外と家にありませんでしたか?
北洋硝子津軽びいどろHP
・黒石こけし/こけス(黒石市袋字富山72-1)
津軽系のこけしは、1本の木から作られる“作りつけ”という技法で作られます。
髪型はオカッパ頭、くびれた胴、裾広がりの足元、模様はねぶたの絵から影響を受けたといわれています。
こけしは全国11系統。東北地方にしかないんですって。
黒石こけし館HP
こけスとは…高校生が考案した、こけしのチェスのこと。
現在は色々な絵柄のこけスがあります。かわいいです!
チェスが出来なくても、ちょっと飾っておきたいものです。
こけス製作所(黒石市ぐみの木2丁目52 今 金雄)
こけスHP
・津軽金山焼(五所川原市大字金山字千代鶴5-79)
かつてあった須恵器の強い影響を受けた津軽金山焼は近くの大溜池の良質な粘土を使い、
登り窯で1350度でじっくりと焼き固める「焼き締め」という手法で作られる独特な焼き物です。
素朴だけど、何か温かみのある焼き物ですよね。
金山焼HP
・ブナコ 西目屋工場(中津軽郡西目屋村田代稲元196)本社は(弘前市豊原1丁目5-4)
ブナは水を多く吸い込むのでその特徴を生かし、薄いテープ状にして螺旋状に巻いて立体の物を
作るという工芸品です。丈夫でお手入れもカンタン。
素敵なランプシェイドやティッシュケース、スピーカー等と曲線がきれいで、本当に木でできているの?と思わせるような木工品です。
BUNACO HP
・南部裂織/南部裂織保存会(十和田市大字伝法寺字平窪37-21 道の駅とわだぴあ内)
さきおりとは、布を裂いてよこ糸にし、機織りで織るという技法です。
布を大切にする人々の手仕事から生まれました。
明治時代に北前船で運ばれてきた木綿は現在のように物がある事態とは違い、貴重品だったそうです。
布はもちろん布切れも無駄にせず、刺繡をしたり重ねて刺し子にしたりと寒さをしのぐものだったり、生活に必要なものを作っていました。
現在は「匠工房」内で体験もできます(要予約)。
南部裂織保存会HP
・津軽塗/青森県漆器協同組合連合会(弘前市神田2-4-9 弘前市伝統産業会館内)
津軽塗は日本最北端の漆器産地。
弘前市を中心に製作されている漆塗りの伝統工芸品です。
縄文時代にも漆器は使われていて、その原料には既に「漆」が使われていました。
技法は4種類(唐塗、七々子塗、錦塗、紋紗塗)があります。
すべての技法が数十回もの重ね塗り”バカ塗り”とも言われ、重ね塗り後は研磨仕上げをする。
300年以上も変わることのない伝統技法です。
津軽塗HP
小学生の頃遠足で津軽塗の工場に、この伝統技法を見に行ったことがあったよ。
だけどさ、近くで見ることできなかった。
なして見らいねしたの?(なんで見られなかったの)
子供の頃、皮膚がちょー弱くて。まっ、今もだけど。通学の途中に漆の木があって触ってもいないのに、漆のアレルギー出でさ。だはんで。(だから)
なんぼ弱えんだもんな。(どんだけ弱いのか)仕方ねな。
画像の工芸品はほぼ我が家にあるものを撮影しました。
が、相変わらず写真は下手くそジャン
まとめ
・青森の工芸品とは
・手軽に使える工芸品5選、見学できるところ
・工芸品はどこで販売しているか
・主な青森の工芸品6選のこと
・日常で使える津軽弁「こっただに」「だびょん」「なして見らいねの」
「だはんで」「なんぼ弱えんだもんな」
以上のことについて、みてみました。
青森の工芸品でわかる、技術の事や材料のことは勉強になりましたねぇ。
工場見学や製作体験はお子さんと一緒もいいかもしれません。
お子さんの自由研究や、将来の職業体験にもなるかもしれませんよ。
職人さんも減っているので、ぜひ工芸品を残していく意味でも、若い方々に見ていただきたい!
ご紹介した工芸品の体験は、意外ともくもく作業のものが多かった気がしませんか?
モノづくりの好きな方は、ぜひ体験してみてはいかが?
少しでも読んでいただいた皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいだたきありがとうございました。
またお会いしましょう。 へばねぇ~(またねぇ)
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