こんにちは きみこです。
「一度は行きたいお伊勢参り」と聞いたことあると思います。
若い頃ってあまり気にならなかった神社・仏閣巡りは年を重ねると奥深さも知り興味が湧いてきませんか?
では「伊勢神宮参拝」というと皆さんは何を思い浮かべますか?
歴史と格式を持つ神社であり、多くの人が参拝に訪れるところですよね。
簡単に行ける所?神様はどんな神様?とか参拝方法は?参拝のマナーや順路に決まりがあるか?
どんな時に行く?移動手段は?伊勢参りのツアーはあるかな?ではないでしょうか。
私は、まずどうやったら参拝にいけるかなー?でした。
どうしても、遠方からなので行くのには必要な時間と情報を集めることから。
移動手段と行くタイミングと格式の高い神社に自分は行って良いものか?も気になりました。
でも、行きたいと思ったらなぜか自然と情報を集め始めていましたよ。
タイミングなのか?たまたまイベント会場で「FDA:フジドリームエアラインズ」のチラシを頂いたのもきっかけでした。
そこには「名古屋小牧空港から伊勢まで約90分」とあり、これはっ行ける!と思いました。
まさに、行けると感じたらその時!【一度は行きたいお伊勢参り】を弾丸で1泊2日の参拝を計画し始めました。
どこでもですが、行ける!行きたい!と強く思っていると行けるのかもしれません。
この記事では遠方からも伊勢神宮へ参拝に行ける!をモデルコースと参拝の目安時間、効率よく動けたコツもご紹介しますので最後まで読んでいただけたらと思います。
この記事でわかること
・なぜ伊勢神宮は一生に一度は行きたいのか
・1泊2日のモデルコースを3つ
・参拝所要時間の目安
・伊勢神宮参拝の順番
一度は行きたいお伊勢参りとは?
庶民の老若男女であれ、貧富の区別もなくお伊勢参りをするという習慣があったとされます。
江戸時代から日本人の人口の5分の1の300万人以上の人々が参拝に訪れたともいわれる神宿る場所、伊勢神宮。
伊勢神宮は現在もですが聖なる領域として有名な一方で、少しその場所から離れると「俗」世界も併せ持つところでもありました。
※「俗:ぞく」とは、調べてみると…ならわし、風習、世俗とか。
要するに民間に普通にあることです。
神域が近くにあっても、普通に娯楽もあるということでしょう。「聖」があれば「俗」もあるとか…
例えば、遠くから参拝にやってきた客は何日もかけて伊勢を目指すわけです。
お疲れなんですよね、そうなると温泉にも入りたいし土産も欲しい、伊勢の美味しいものも食べたいわけですよね、そんなところに伊勢には神様だけじゃなくて楽しめるところありますよ!という事ですよね。
で、その火付け役は現在で言う旅のコンシェルジュである御師(おし)と呼ばれる神職の存在です。
この御師がお伊勢さんに来る方々に「伊勢参りの後には娯楽もあるよー」と宣伝したことが伊勢ブームのきっかけになったのでしょうね。
御師は宿泊の世話やガイドのようなこともしていましたから。
伊勢の魅力をたっぷりと伝えていたことでしょう。なるほど一度は行きたいお伊勢参り!
伊勢神宮の神様についてはこちらの記事をご覧ください。↓
1泊2日モデルコース3選
いずれも1泊2日、しかも私の住む青森から(遠方から)実際に行けたコースをご紹介します。
遠方からですのでどうしても移動の時間がかかるため、時間は限られているわけです。
その限られた時間で効率よく動けるコースなので、ほぼほぼ参拝に時間を当てています。
1日目はだいたい午後1時半位に伊勢市に到着してからの行動ですし、2日目はなるべく朝早くに行動して午後1時半頃には伊勢市から名古屋へ出発します。
なかなかの弾丸ですが、いずれも移動時間を決めて歩く工夫をしたので結構満喫できます。
そして、荷物やいかに財布を出さずに買い物をするか等もご紹介しますね。
もっと時間が取れるのであればゆっくりと参拝や近隣の観光なども含めたコースにするのもいいと思います。
まずは、ご参考までにご覧になって下さいね。(荷物の軽量化についてはこちら↓)
外宮と内宮を参拝 王道コース
1日目…伊勢市駅をスタート
・外宮参道(ランチ)→外宮(参拝)→別宮・月夜見宮(参拝)→外宮参道(お土産買い物)→宿泊ホテル→ホテル近くで夕飯
※時間詳細:外宮参道(ランチ)1時間/外宮へはJR伊勢市駅からでも徒歩5分→外宮(参拝)1時間位/月夜見宮へは外宮から神路通を徒歩10分→別宮・月夜見宮(参拝)20分/
月夜見宮から外宮参道へは徒歩8分→外宮参道(お土産買い物)1時間/この時宿泊のホテル「伊勢パールピアホテル」(近鉄名古屋線伊勢市駅裏側出口から徒歩3分)
2日目…宿泊ホテルをスタート
・JR伊勢市駅→内宮(参拝)→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)→猿田彦神社(参拝)→伊勢市駅へ戻る→帰路へ
※時間詳細:宿泊ホテルから朝7時出発→伊勢市駅へ(駅構内を通るので駅長さんに声をかけて!)徒歩5分/JR伊勢市駅からバスで移動約20分→内宮(参拝)1時間20分位/
内宮から徒歩2分→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)2時間30分位/おはらい町から徒歩5分→猿田彦神社(参拝)20分
嬉しかったのは、行きたかった猿田彦神社が内宮から近い!こと。
道開きの神様です。新しいことを始めたいならここへ参拝するといいですよ。
猿田彦神社の境内に縁結びと芸能の神様:佐留女神社もありますので
良縁、お仕事のご縁などのご祈願にいかが?
猿田彦神社でひいたおみくじが大吉で、病気を抱えていた自分に“大丈夫治る”と
書いてあったことが何よりも心強かったです。
外宮と内宮と別宮を参拝コース
1日目…伊勢市駅をスタート
・外宮(参拝)→別宮・月夜見宮(参拝)→別宮・倭姫宮(参拝)→宿泊ホテル(夕飯)
※時間詳細:外宮参道(ランチ)1時間/外宮へはJR伊勢市駅からでも徒歩5分→外宮(参拝)1時間位/月夜見宮へは外宮から神路通を徒歩10分→別宮・月夜見宮(参拝)20分/
月夜見宮からJR伊勢市駅まで徒歩10分→バスで移動約20分、神宮中古館前下車→別宮・倭姫宮(参拝)25分/倭姫宮からバスで伊勢市駅へ移動12分→宿泊ホテルへ徒歩2分「伊勢神泉」
2日目…宿泊ホテルをスタート
・JR伊勢市駅→内宮(参拝)→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)→別宮・月読宮(参拝)→伊勢市駅へ戻る→外宮参道(お土産買い物)→帰路へ
※時間詳細:宿泊ホテルから朝7時出発→伊勢市駅へ徒歩2分/JR伊勢市駅からバスで移動約20分→内宮(参拝)1時間20分位/
内宮から徒歩2分→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)2時間30分位/内宮からバス移動5分中村町下車→別宮・月読宮(参拝)20分
二見と別宮、瀧原宮と内宮のちょっとディープな参拝コース
1日目…伊勢市駅をスタート
二見浦駅→御塩殿(参拝)→二見興玉神社(参拝)→外宮参道(お土産買い物)→別宮・月夜見宮(参拝)→宿泊ホテル→ホテル側で夕飯
※時間詳細:JR伊勢市駅からJR二見浦駅へ移動20分位→徒歩で御塩殿へ15分→御塩殿(参拝)15分/御塩殿から徒歩13分→二見興玉神社(参拝)30分(奥の龍神様も参拝)/JR二見浦駅からタクシーで伊勢市駅へ移動25分(バスもあります。電車だと本数が少ないので気をつけて)
→外宮参道へ徒歩2分(お土産買い物)1時間/外宮参道から徒歩で移動8分→別宮・月夜見宮(参拝)25分/→宿泊ホテルへ徒歩10分「コンフォートホテル伊勢」
2日目…宿泊ホテルをスタート
・JR伊勢市駅→JR多気駅(乗り換え)→JR瀧原駅→瀧原宮(参拝)→内宮(参拝)→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)→伊勢市駅へ戻る→帰路へ
※時間詳細:早朝の電車でJR伊勢市駅からJR多気駅(乗り換え)→JR瀧原駅(移動時間約1時間)タクシーで5分(徒歩だと20分)→別宮・瀧原宮(参拝)40分/
別宮・瀧原宮からタクシーで内宮へ移動(高速を使い40分)→内宮(参拝)1時間/内宮から徒歩2分→おはらい町・おかげ横丁(ランチとお土産買い物)2時間30分位
ここで、プチ情報です。
予約したタクシー会社:西村タクシーさん
歩くのが大変な方は、タクシーで観光もいいかもです。
観光名所を回るプランもありますのでご参考までに。
別宮・瀧原宮を参拝される方は是非、先に多気原神社さんを参拝されてから瀧原宮を参拝することをオススメします。正式な参拝順路らしいです。
瀧原宮までは、電車の本数が極端に少ないのでご注意!
我々はタクシーを予約して回れました。
どのプランもホテルは駅近にしました。時間が限られている弾丸旅には助かりますよね。
もう少し時間に余裕があれば、内宮近くの神宮会館など少し駅からも離れたお宿もいいですね。
スムーズに行動するために
移動はバスがとっても便利です。
・2023年3月「三重交通グループアプリ」がスタートしました!
発着の停留所名を入力するとバスの時間の確認と接近情報はアプリからも利用できて便利。
お得なクーポンもあるそうです。使わないのはもったいないですね。
・外宮参道はフリーWiFiがあります。「Free WiFi MIE」で検索してみて下さいね。
迷ったら伊勢市駅構内の「観光案内所」をご利用ください。親切にご案内してくれます!
・お買い物、バス料金の支払いをスムーズにしたいなら交通系ICカード(Suicaやkitaca、ICOCA等)にチャージしておくのがオススメ。
お土産の買い物、食事、移動のバス料金もこれ1つあるとかなり便利でしたよ。
・荷物は伊勢に到着時はホテルへ。
翌日行動するときは駅のコインロッカー(Suica使えます)へ預けて身軽に。
また伊勢市駅の隣には「手荷物預かり所」がありますのでそちらもご利用できます。
荷物1つにつき500円で利用時間:9:00~17:30まで。配送もあります。
・スーツケースは飛行機内持ち込みサイズがオススメです。
ロッカーのサイズが大きいタイプは数が少なめです。
お土産が多くなる場合はスーツケースにはめて持ち運べるコンパクトになるバックがオススメ!!
・せっかく天照大神様のもとに行くので、参拝後は天照大神様の好物の海鮮もの(三重の特産品)を食べて開運!外宮も内宮の参道で直会(なおらい)しましょう。
参拝所要時間
ここでは、目安の参拝時間をご紹介します。
外宮から参拝し、内宮へ参拝が正式な参拝です。
また、外宮、内宮でも参拝順路がありますのでそちらもチェックしてみて下さいね。
まずは参拝時間の確認です。
参拝時間(内宮・外宮・別宮) | |
1月・2月・3月・4月・9月 | 午前5時~午後6時 |
5月・6月・7月・8月 | 午前5時~午後7時 |
10月・11月・12月 | 午前5時~午後5時 |
※内宮は右側通行、外宮は左側通行です。(手水舎がそれぞれ右側左側だからかもしれません。)
内宮、外宮の御正宮では日ごろの感謝をお伝えし、
荒祭宮(内宮)、多賀宮(外宮)でご自分のお願いができます。
外宮 まわりかた
順路:手水舎→御正宮(ごしょうぐう)→多賀宮(たかのみや)→土宮(つちのみや)→風宮(かぜのみや)→お札授与所(御朱印はこちらで)→御厩(みうまや)→式年遷宮記念せんぐう館(時間があればぜひ)→別宮・月夜見宮
式年遷宮記念せんぐう館以外の参拝のみで約1時間半です。
内宮 まわりかた
順路:手水舎(五十鈴川)→滝祭神(たきまつりのかみ)→御正宮(ごしょうぐう)→御稲御倉(みしねのみくら)→荒祭宮(あらまつりのみや)→風日祈宮(かざひのみのみや)→神楽殿お札授与所(御朱印はこちらで)→御厩(みうまや)→参集殿(無料の休憩所でお茶、参拝の記念品などの販売所)→子安神社(こやすじんじゃ)→大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)
お札授与所での御朱印や参集殿での休憩、
御厩でのお馬さん見学以外の参拝のみで約1時間20分です。
※参拝箇所が数か所ありますので、お賽銭用の小銭は必ず別で小銭入れを準備しておきましょう。
また御朱印を授与いただく場合も考慮し、初穂料(300円)はお釣りのないよう合わせて準備しておくことをオススメします。
伊勢神宮参拝の順番
1.二見興玉神社で清めてから外宮、内宮と参拝するのが正式なので、
時間があればぜひ正式ルートで参拝してみてはいかがでしょうか。
2.まず伊勢神宮外宮にて天照大御神様の御饌の神様である豊受大神宮へご挨拶をしましょう。
3.伊勢神宮内宮にて天照大御神様へ日ごろの感謝をしましょう。
4.別宮は特別順番はありませんが、別宮・瀧原宮を参拝は先に多気原神社を参拝されてから瀧原宮を参拝するのが正式な順番です。
因みに天照大神様のご家族がいらっしゃる別宮はこちら↓
・月夜見宮(つきよみのみや)天照大御神様の弟神様です。
(弟さんはお二人でもう一人は須佐之男命:ヤマタノオロチを退治した神様)
・倭姫宮(やまとひめのみや)第11代垂仁天皇の皇女。天照大御神様を導き伊勢神宮を建立された方
・月読宮(つきよみのみや)天照大御神様の弟神様とご両親神(伊弉諾尊、伊弉冉命)。
・伊雑宮(いざわのみや)天照大御神様御魂で志摩にあります。
・瀧原宮(たきはらのみや)天照大御神様御魂。杉並木がしばらく続き、社殿まで15分位歩きます。
まとめ
今回の記事では
・なぜ伊勢神宮は一生に一度は行きたいのか
・1泊2日のモデルコースを3つ
・参拝所要時間の目安
・伊勢神宮参拝の順番
【一度は行きたいお伊勢参り】行けると感じたらその時!
1泊2日モデルコースと参拝所要時間等や
スムーズに歩くためのことや宿泊したホテルのご紹介をしました。
新型コロナも少しずつ落ち着いてきた感じで、旅行会社さんのプランも増えたように思います。
JTBさんはこちら
伊勢神宮に参拝したことのない方もモデルコースをご参考になさって計画してみて下さい。
旅行が決まったら、伊勢神宮参拝のマナーや参拝方法を今一度ご確認くださることをお願いします。
私が参考にしているのは「るるぶ 決定版ガイドお伊勢参り」です。
正しい参拝や美味しいグルメ、お土産情報も掲載されていますのでオススメ。
「まっぷる伊勢志摩」や「るるぶ伊勢志摩」もご参考に。
時間があれば親子で水族館やレジャーを楽しめるところもありますから、志摩や賢島などへご家族で行ってみるのもオススメです。
ぜび、参考にしていただき伊勢でパワーチャージ!神の領域の空気感を味わってください。
最後まで読んでいだたきありがとうございました。
少しでも読んでいただいた皆さんのお役に立てれば幸いです。
またお会いしましょう。 へばねぇ~(またねぇ)
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